選手紹介
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高橋周平(たかはし・しゅうへい)は、2011年ドラフト1位で中日に入団。1年目に18歳4カ月でドラフト制度以降の高卒新人では最年少のプロ初本塁打をマーク。13年は後半戦から一軍に定着し、球団最年少となる満塁ホームランを含む5本塁打を放った。14年はレギュラー獲得を期待されたものの開幕を二軍で迎えるなど不振で、期待された成績を残せなかった。その後、15、16、17年の3年間は、故障もあって一軍での出場も少なくなり、18年からセカンドにコンバートされるとキャンプ、オープン戦で結果を出し2年ぶりの開幕スタメンを奪取。20年は初めてシーズン3割を記録した。だが、21年は不本意なシーズンに。主にクリーンアップを務めたものの、5本塁打&39打点と精彩を欠いた。22年も不振とケガに苦しみ、5年ぶりに規定打席にも届かなかった。23年は86試合出場で打率.215、0本塁打、14打点。スタメンは35試合出場にとどまり、172打席は一軍に定着した18年以降で最少の数字だった。24年は開幕スタメンを勝ち取るも、右ふくらはぎ肉離れで離脱。ベンチスタートも多く、60試合出場にとどまった。25年はFA権を行使せずに残留を選択。愛着あるチームでの活躍を誓うが、レギュラーが確約されているわけではない。石川昂弥との三塁争い、世代交代の波を乗り越えるには、バットで結果を残すのみ。背番号3を背負うミスター・ドラゴンズの底力を今こそ。
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