選手紹介
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唐川侑己(からかわ・ゆうき)は、成田高でエースとして2度甲子園に出場し、世代を代表する投手として注目を集めた。2007年高校生ドラフト1位でロッテに入団。08年4月にプロ初先発初登板を果たし、7回無失点の好投で平成生まれのプロ野球選手初勝利を挙げた。11年には、初のオールスター出場を果たすなど好調で12勝を挙げ、規定投球回にも到達。以降も先発ローテの一角を任されたが、安定しない投球も目立ったため二軍との往復が続き、18年シーズン途中からリリーフに転向した。20年シーズンは開幕こそ二軍スタートだったが、シーズン途中から勝ちパターンの7回に定着し、32試合に登板、14ホールド、防御率1.19の成績を残した。21年まで3年連続で30試合以上に登板していたが、22年は右膝のケガが長引き、実戦復帰は6月。一軍でのシーズン初登板も8月までずれ込み、結果的に17試合にとどまった。16年目の23年はプロ入りしてから最少の6試合登板、初の0勝と寂しいシーズンだった。約5カ月ぶりの一軍登板となった10月3日の西武戦(ZOZOマリン)で先発も、3回5安打2失点で敗戦投手に。このまま終わるわけにいかない。もう一花咲かせる。
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