選手紹介
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高橋宏斗(たかはし・ひろと)は、ストレートの威力は松坂大輔以上とも言われる剛球右腕。明石商高・中森俊介と「世代No.1」の評価を二分する好投手。スライダーなどの精度も高く、19年秋の県大会初戦では、春のセンバツ優勝校・東邦高相手に完封。20年夏の甲子園交流試合でも初回から140キロ台後半を連発、延長10回になっても150キロを計測するなど、高いポテンシャルを示している。当初は大学進学を表明していたが、プロ志望届を提出。2020年ドラフト1位で中日に入団。ルーキーイヤーは二軍で過ごし、14試合に登板して0勝5敗で防御率は7.01。しかし2年目は開幕から先発ローテーション入りを果たし、登板間隔を空けながらも一軍完走を果たして6勝。球団日本選手最速の158キロをマークした。力強い真っすぐとキレのあるスプリットが大きな武器。中日からは23年WBCメンバーに唯一選出され、3試合に登板を果たして世界一に貢献。シーズンでも初の規定投球回に到達し、リーグ2位の奪三振を記録。4年目の24年はチームトップの12勝をマーク。球団新の防御率1.38を記録し、規定投球回到達者とし
てはシーズン被本塁打1という偉業も達成。プレミア12でも日本代表の柱となった。同い年の金丸夢斗の入団も刺激にしたい若きエース。
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