選手紹介
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佐々木朗希(ささき・ろうき)は、大船渡高では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエースで県大会4強。U18日本代表合宿では163キロを計測。2019年ドラフト1位でロッテに入団し、1年目は開幕から一軍に帯同。ファームでも実戦登板なく体づくりに励んで、翌21年に実戦デビュー。5月に一軍初登板を果たし、CSでは初戦の先発登板を託された。22年は開幕先発ローテ入りし、4月10日のオリックス戦で完全試合の偉業を達成。23年は15試合に登板し、7勝4敗で防御率は1.78。シーズン前半は白星が先行する好投が続き日本人最速タイとなる165キロもマークしたが、後半戦は体調不良により7月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)を最後に9月に2試合、10月にCSの1試合に先発しただけでシーズンを通じた調整の難しさを実感。最終的には7勝4敗、防御率1.78と投げれば抑えるさすがの姿を見せたが、「日本の宝」に無理をさせない慎重な起用が続いた。24年は18試合に登板、自身初の2ケタ勝利となる10勝5敗、防御率2.35という成績を残したが、6、7月は1試合の登板に終わるなど、戦線離脱した時期があって規定投球回到達とはならなかった。オフにポスティングシステムを利用し、メジャー挑戦を決断。ドジャースとマイナー契約で合意した。
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