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選手紹介
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宮崎颯(みやざき・はやと)は、埼玉栄高で1年時に左ヒジを故障し、3年時には外野の控えとして高校野球を終えた。それでも東農大で投手に再挑戦。最速147キロの速球を武器に、先発、リリーフ両面で力を発揮する。まだ実戦でのマウンド経験には乏しいが、それだけに潜在能力を感じさせる期待のサウスポーだ。2022年育成ドラフト8位でソフトバンクに入団。気持ちを前面に出して抑えていく投球スタイルで、自ら「躍動感ある」と語るフォームは「いかにいい球を投げようか」と考えた結果。真面目な性格からか「四六時中野球のことしか考えていなかった」と、必死に取り組んできた。そのストイックさが、この先の未来にもつながる。23年にトミー・ジョン手術を受けると、長いリハビリを経て24年に実戦復帰。25年は二軍で20試合に登板し、1勝1敗3セーブ、防御率1.11の好成績をマーク。7月25日に支配下登録が発表された。一軍では中継ぎで2試合に登板し、防御率0.00。一軍でも存在感をみせたが、オフに戦力外通告を受けた。11月14日、ロッテとの支配下契約が発表。育成契約の打診も受けていたが、新天地でのプレーを選択した。救援陣で苦しんだチームを支える存在となりたい。
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