選手紹介
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西巻賢二(にしまき・けんじ)は、父の知人に紹介され、小学校を卒業すると親元を離れ、仙台育英高と同法人の秀光中等教育学校に進んだ。3年時、主将として全中初優勝に貢献。仙台育英高に進学後、2015年夏の甲子園に1年生ながらベンチ入りし、すべて途中出場ながら全試合に出場。東海大相模高との決勝でも小笠原慎之介から安打を放つなど、非凡なセンスを見せた。先輩・平沢大河以上のとも評される遊撃守備を誇り、リリーフ右腕として最速139キロをマークする強肩。U-18W杯高校日本代表にも選ばれた。2017年ドラフト6位で楽天に入団。高卒ルーキーながら6月に一軍デビューを果たしたが、翌19年オフに戦力外となる。育成契約の打診を受けたが退団し、オフにロッテの入団テストを受け合格。ロッテに移籍1年目の20年は10月にチーム内で新型コロナウイルスの感染者が続出し、ポジションが空いたため昇格。つなぎのバッティングでチームに貢献した。21年は一軍未出場に終わったが、ファームで16盗塁をマーク。テーマに掲げていたスピードアップを武器に一番打者としてイースタン制覇に貢献。しかし22年に2度目の戦力外通告を受けた。現役続行を望みトライアウト受験。その後DeNAが育成選手として獲得を発表し、23年4月に支配下登録を勝ち取った。だが、24年は一軍での出番はなくシーズン終了。25年からは育成契約となった。
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