生年月日
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1998年8月17日(26歳)
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身長
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178cm
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体重
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80kg
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出身地
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岡山県
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経歴
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伊部小(伊部パワフルズ) - 備前中(東岡山ボーイズ) - 都城高 - オリックス17年〜23年 - ドジャース24年
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ドラフト
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2016年4位オリックス
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タイトル
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MVP(21年〜23年)、最優秀防御率(19年、21年〜23年)、最多勝(21年〜23年)、最多奪三振(20年〜23年)、最高勝率(21年〜23年)、沢村賞(21年〜23年)、ゴールデングラブ(21年〜23年)、ベストナイン(21年〜23年)
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選手寸評
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山本由伸(やまもと・よしのぶ)は、伊部小1年時に伊部パワフルズで捕手兼投手として野球を始め、備前中時代は東岡山ボーイズに在籍し、3年時に全国大会出場。都城高では1年夏前に正三塁手、1年秋の新人戦からエースで四番に。甲子園には未出場も、2年秋の県2回戦で5回参考ながら完全試合を記録するなど注目を浴び、2016年ドラフト4位でオリックス入団。1年目の17年はファームで8試合に登板し、計33回2/3を投げて1失点と好成績を残すと、8月に一軍昇格を果たして初勝利を挙げた。18年は一軍キャンプに参加し、先発ローテを争ったが、開幕後はリリーフとして一軍に昇格し、プロ初セーブもマーク。19年からは先発に転向し、防御率1.95で最優秀防御率賞を受賞。20年は31イニング連続無失点を記録。コンディション不良でシーズン最終盤に離脱したが、一軍公式戦18試合の登板で、自己最多タイの8勝を上げ、さらにリーグ最多の149奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得した。21年は初の開幕投手を務め、夏の東京五輪でも主戦投手として2試合に先発し、金メダル獲得に大きく貢献。後半戦も抜群のコントロールと安定感のある投球で、パ・リーグ投手4冠を達成。チームの25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し、沢村賞も初受賞。22年6月18日の西武戦(ベルーナ)では、史上86人目のノーヒットノーランを達成した。23年WBCでは、侍ジャパンとして1次ラウンドのオーストラリアで先発して4回8奪三振無失点、メキシコとの準決勝では2点を失うも二番手で3回1/3を投じて決勝進出を後押し。日本の世界一奪還に貢献した。23年は16勝、防御率1.21とWBCの影響を感じさせない大活躍。史上初の3年連続投手四冠、金田正一以来の3年連続沢村賞を獲得した。23年オフにはメジャー挑戦を表明。日本人No.1投手をめぐる争奪戦の結果、投手史上最高額の12年総額3億2500万ドルでドジャースに移籍した。
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