選手紹介
|
藤嶋健人(ふじしま・けんと)は、小学2年で軟式の栄ドリームズで野球を始め、中学では東三河ボーイズに所属。東邦では1年夏から甲子園で勝利投手となり、“バンビ二世”として話題を集めた。2年秋からエースとなり、名門の四番、主将の3役をこなす。16年夏の甲子園ではサイクル安打超えの猛打を披露。投手としてもナックルカーブを操り、試合の流れを見て打者と対峙するなど、投球術に優れる。U-18アジア選手権のインドネシア戦で5イニング、打者15人に対してパーフェクト投球。2016年ドラフト5位で中日入団。2年目の18年にリリーフで一軍デビュー。同年6月に先発予定の松坂大輔が故障したため、試合15分前に急遽プロ初先発が決まり登板。6回2失点と好投してプロ初勝利を挙げた。19年は右手血行障害を乗り越え、32試合に登板し14ホールド、防御率2.48の好成績を残した。21年に自己最多の48試合に出場、22年は21年を上回る50試合に登板。登板を緊急回避した大野雄大に代わって4年ぶりとなる先発も務めるなど、どんな場面でも元気よくマウンドに上がってブルペンを支えた。23年はチームトップで自己最多の56試合に登板、7月から28試合連続無失点を記録した。R.マルティネス離脱後は守護神も務めるなど貢献度大。24年は150キロに挑む。
|