選手寸評
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鈴木翔天(すずき・そら)は、南本宿小3年時にアローズでソフトボールを始め、6年時に瀬谷リトルで野球を始める。万騎が原中では瀬谷シニアに在籍(左翼手)。向上高では2年夏にベンチ入りし、同秋から左翼兼投手。3年春は県大会準優勝、関東大会準優勝。3年夏は県大会準優勝。富士大では1年春から登板し、北東北大学リーグ通算5勝。3年の大学選手権1回戦で救援勝利を挙げ、秋の八戸工大2回戦では北東北大学リーグ史上初の完全試合を達成した。内訳は15奪三振、内野ゴロ7、内野飛球1、外野飛球4。神宮大会でも2回戦に進出した。2018年ドラフト8位で楽天に入団。1年目の19年は腰痛の影響もあり、二軍でも登板経験なし。20年9月に一軍デビューを果たし、2試合に登板。21年、一軍には定着できなかったが、二軍でリリーバーとして31試合に登板して経験を積んだ。22年は自己最多の38試合に登板しプロ初勝利も手にした。厳しい場面で失敗もしたがそれも糧にしながら成長につなげている。23年シーズン序盤は痛打される場面もあったが、終わってみればチーム最多の61試合に登板した。22年オフのトレーニングの成果もあり体力には自信も。抑えにつなぐ8回の男になる。
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