選手紹介
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中山翔太(なかやま・しょうた)は、城星小時代に軟式野球を始め、本庄中では東成シニアに在籍も目立った実績はなし。履正社高では2年秋に定位置を獲得し、四番を務めた3年春のセンバツ準優勝、高校通算10本塁打。法大では、2年秋からレギュラーを獲得して3年春から四番に座る。11月には大学日本代表候補合宿に初招集された。天性の“飛ばす力”で2年時から注目を浴びてきたが、スイングスピードは同世代でも群を抜き、3年秋までにリーグ通算7本塁打。ウエート・トレーニングにより鋼の肉体を作り上げ、大学屈指の飛距離を誇るパワーヒッターに成長した。4年春の東大1回戦では東京六大学史上8人目となるサイクル安打を達成。2018年ドラフト2位でヤクルトに入団。ルーキーイヤーには35試合に出場し打率.289、5本塁打と一軍で結果を残した。しかし、2年目は29試合、3年目の21年は9試合と出場機会が減少。再起をかけた22年は初の一軍出場なしに終わり、ファームでは85試合に出場し打率.224、4本塁打、28打点だった。シーズン最終戦を終えた翌日の10月4日に戦力外通告を受け、その後はトライアウトを受験し、23年から九州アジアリーグの火の国サラマンダーズに入団することが発表された。23年は九州アジアリーグのベストナインに外野手として選出され、同年オフに24年からNPBファーム戦に参入するオイシックス新潟へ移籍することが発表された。
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