選手紹介
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島田海吏(しまだ・かいり)は、鶴城中で軟式野球部に所属しながら、陸上競技の大会にも出場。3年時には熊本県の中体連大会の100mを11秒01で制した。九州学院高では1年秋から右翼のレギュラーで、2年春のセンバツでは2回戦に進出。3年夏の熊本大会では4回戦敗退。上武大では2年春から中堅のレギュラー。3年春のリーグ戦では打率.469で首位打者とベストナインを獲得。4年春は打率.385、1本塁打、9打点で2度目のベストナイン。3年夏と4年夏には侍ジャパン大学代表に選出され4年時はユニバーシアードでV2に貢献。2017年ドラフト4位で阪神入団。1年目の18年8月中旬から一軍に定着。しかし19年はわずか7試合出場にとどまった。21年は10月19日のヤクルト戦(甲子園)の大一番で「一番・右翼」でスタメン起用されると、プロ初の猛打賞となる4安打3打点で期待に応えた。22年は打撃力が向上し、6月にスタメンを張るようになるとチームも好調となった。23年は当初レギュラー並みの活躍が期待されたが、打撃力が上がらずユーティリティーな存在となった。24年、開幕一軍入りを果たすも、すぐにファーム行き。だが、5月下旬に再昇格を果たし、結局は62試合に出場しながら大事な役割をこなした。25年はヒット量産を狙う。実現できれば前年13試合だったスタメンを倍以上に上げられるだろう。
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