選手紹介
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藤井皓哉(ふじい・こうや)は、おかやま山陽高で1年秋から野手で試合出場を続け、2年春に公式戦初登板。同秋から投手に専念し3年春にチームを16年ぶりの4強へ導く。2014年ドラフト4位で広島入団。17年に一軍デビューを果たし、18年にプロ初勝利を挙げる。20年シーズンは一軍登板がなく、同年11月に球団から戦力外通告を受けた。その後、同年12月の合同トライアウトに参加し、独立リーグの高地に入団が決定。高知では、22試合に登板して11勝3敗(リーグ2位)。最優秀防御率(1.12、145投球回)と最多奪三振(180奪三振)の投手タイトル2部門を受賞。1年を通じて残した、安定感のある成績を残した。その成績が評価され、12月に育成選手としてソフトバンクに入団することが決まり、22年3月に支配下登録が発表された。シーズンではセットアッパーの地位も確立。23年は先発、そして中継ぎ。「言われたところでやるのが一番」と、チームの思いに応える。24年は40試合に登板し、防御率1点台と安定感あるピッチングを披露。しかし、腰痛によりシーズン終盤に戦線離脱を余儀なくされ、オフも引き続きのリハビリ生活。ブルペンでの投球を再開し、「不安はあるけど、やるしかない」と状態を上げていく。
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