選手紹介
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楠本泰史(くすもと・たいし)は、山内小時代、元石川サンダーボルトで野球を始め、ベイスターズJr.でもプレー。山内中時代は青葉緑東シニアに在籍し松井裕樹とチームメート。花咲徳栄高では3年春のセンバツ出場。東北福祉大では1年春からレギュラーとなり、2度のMVPなどタイトル多数。3、4年時は大学日本代表。17年7月の日米大学選手権では打率.389で首位打者。8月20日に開幕したユニバーシアード(台湾)出場。2018年ドラフト8位でDeNAに入団。プロ入り以来、結果が出せないシーズンを送ってきたが、21年はようやく才能の片鱗が開花。シーズン終盤にはケガのオースティンに変わってスタメン出場もあった。22年はケガや新型コロナ陽性での離脱もあったが、キャリアハイの94試合出場、71安打、6本塁打と存在感を高めた。中でも9月は月間打率.345と好成績を残しチームのCS出場へ貢献。だが、23年は代打での起用がメインに。22年の自己最多に並ぶ94試合出場を果たす一方で、打席数は大幅に減らした。24年も18試合の出場にとどまっており、オフに戦力外通告を受けDeNAを退団。その後、阪神が獲得を発表した。打撃には自信を持っており、長打も打てる好打者で「左の代打」として切り札が1枚増え選手層が増す。また若手が不調のときにスタメンで起用できるなど万能な選手だ。
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