選手寸評
|
齊藤大将(さいとう・ひろまさ)は、桐蔭学園高で1年夏からベンチ入りし、2年秋からエースとなる。2年秋は神奈川県8強、3年春は神奈川大会で優勝し、関東大会8強。同夏は県4強。明大では1年春からリーグ戦に登板し、3年夏と4年夏は侍ジャパン大学代表入り。8月の第29回ユニバーシアード競技大会では救援として金メダル獲得に貢献した。左のサイドハンドから投げ込む最速146キロの直球と鋭いスライダーが武器。さらにチェンジアップとカットボールを磨き、投球の幅が広がった。2017年ドラフト1位で西武入団。1年目の18年7月20日に初めて一軍昇格し、中継ぎとして奮闘していた。しかし19、20年と思うような結果が残せなかった。21年に左肘内側側副靭帯再建術および後方関節腔クリーニング術を受けた。復帰に1年以上を要する見込みであることから、オフに戦力外通告を受け、育成契約として再契約。22年はファームで実戦復帰。23年も育成契約のまま、支配下昇格を目指すことになった。23年は二軍で40試合に登板し、防御率2.70と成績を残した。しかし、支配下復帰とはならず23年オフに2度目の戦力外通告を受けた。24年は再び育成選手として契約した。
|