選手紹介
|
田中俊太(たなか・しゅんた)は、東海大相模高で3度の甲子園に出場。2年春は初戦敗退、2年夏は準優勝、3年春は優勝。東海大では3年時の大学選手権で優勝。16年に入社した日立製作所では準優勝を遂げた都市対抗で若獅子賞に輝き、社会人ベストナインを受賞した。兄は広島でプレーする田中広輔。兄と同じく俊足巧打で一番や三番を打ち、遊撃の守備でも機敏に動く。2018年ドラフト5位で巨人入団。20年オフにFA権を行使して巨人に移籍した梶谷隆幸の人的補償としてDeNAに移籍。移籍した21年シーズンは開幕3安打と大活躍し、開幕戦6打点のリーグ記録を更新した。しかしその後は外国人の合流もあり出場機会が減少。6月にファームの試合中に左手親指を骨折し、長期離脱となった。22年は、4月19日の阪神戦(横浜)で逆転勝利の口火を切る安打を放つなど光る試合もあったが、自己最少の出場19試合に終わった。23年は二軍で打率.243、本塁打0と結果を残せず、プロ入り後初の一軍出場なしに終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。その後はトライアウト受験し、24年からはオイシックス新潟アルビレックスBCに入団することが発表された。
|