選手紹介
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小川泰弘(おがわ・やすひろ)は、成章高から創価大を経て、2012年ドラフト2位でヤクルト入団。1年目の13年に最多勝、最優秀勝率、新人王を獲得すると、15年にはチームの先発の柱としてリーグ優勝に大きく貢献した。16、17年は故障もあり2ケタ勝利はできず。17年9月に右ひじを疲労骨折し、10月に手術。18年はリハビリを経て5月途中に復帰。6月は3勝負けなしで月間MVPに輝いた。19年は3年ぶり4度目の開幕投手も務めたが、勝ち星は付かず。結果的に26試合に登板し5勝12敗、防御率4.57。9月28日の巨人戦(神宮)で史上356人目の通算1000投球回は達成したが、ふがいない成績に終わった。20年は8月15日のDeNA戦(横浜)で、プロ野球82人目、93度目となるノーヒットノーランを達成。5年ぶりの2ケタ勝利をマークした。21年、5度目の開幕投手を務め、一年間先発ローテーションを守り、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。22年は2ケタ勝利こそならなかったが、3年ぶりに規定投球回をクリア。リーグ7位の防御率2.82と安定した投球を見せた。23年は3年ぶりの2ケタ勝利、2年連続の規定投球回到達をクリア。節目の通算100勝も到達した。24年は右肘の違和感もあり登板数が激減、自己最少の2勝に終わる結果に。投球回が3ケタに届かなかったのは12年のキャリアで初だった。求められるはフル回転の活躍だ。
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