選手紹介
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伏見寅威(ふしみ・とらい)は、東海大四高から東海大を経て、2012年ドラフト3位でオリックス入団。1年目の13年から一軍でスタメンマスクをかぶるなど17試合に出場した。しかしその後は出場数が伸びず、16年には内野手としても出場した。17年はほぼ二軍暮らしとなったが、18年には打撃力を活かし、一塁手として出場機会を得た。19年6月18日の巨人戦(東京ドーム)で左足を負傷。アキレス腱断裂と診断され、シーズンは棒に振る形となってしまった。20年、必死のリハビリで復帰を果たし、開幕に間に合わせ一軍入り。先発マスクも増えた。21年は巧みなリードを披露。自己最多91試合出場と、投手陣をけん引。22年チーム捕手で最多の75試合に出場しリーグ2連覇、日本一に貢献した。同年オフの11月19日にFA権を行使し日本ハムに移籍。移籍1年目の23年はチームでは捕手として最多の89試合に出場。24年は62試合出場とFA移籍1年目より出番を減らしたものの、シーズン後半戦はスタメンマスクの機会が増えるなど変わらぬ存在感を発揮。CSでは鼻骨骨折のアクシデントに見舞われながら本塁打を放つなど、好守でチームを盛り立てた。25年もベテランの力は必要不可欠。
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