選手紹介
|
伊藤光(いとう・ひかる)は、明徳義塾高から2007年高校生ドラフト3巡目でオリックス入団。1年目の08年9月にプロ初出場。11年から16年まで6年連続で開幕マスクをかぶり、14年にはゴールデン・グラブ賞に加え、ベストナイン、金子千尋と最優秀バッテリー賞を受賞するなど、正捕手に定着。だが、16年は捕手として65試合に出場にとどまり、打力を買われて一塁手として11試合に出場。17年のキャンプから三塁手の練習もこなし、開幕戦も三塁手として出場した。18年7月にDeNAにトレード移籍。21年の交流戦では投手の好投を演出し、打撃では二番に座りつなぎ役として機能。交流戦3位の立役者となった。しかし、その後はケガで離脱。10月には右肩のクリーニング手術を行った。22年は重要な試合での活躍や、打撃も好調で自身5年ぶりの一塁手での出場も果たした。23年はバウアーの専属捕手を任され、豊富な経験とコミュニケーション能力を生かし、序盤は大量失点の続いた右腕の日本野球への順応を手助け。プロ野球人生でいまだ味わったことのない「優勝」の2文字を目指して、これからも横浜を引っ張っていくと同時に、まだまだ若手の壁としてあり続ける。
|