選手紹介
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鈴木将平(すずき・しょうへい)は、静岡高では1年夏から外野のレギュラーに抜てきされると、2年夏までに3季連続で甲子園出場を果たした。バツグンのミート能力はスカウトからの評価も高く、俊足を生かした外野のディフェンス力も魅力。侍ジャパンとして戦ったU-18アジア選手権では、不動の三番でベストナインを獲得した。2016年ドラフト4位で西武入団。高卒新人ながら、17年は二軍戦で101試合出場、打率.280、32打点、チームトップの15盗塁と結果を残した。プロ3年目の19年に念願の一軍デビューを果たし、プロ初安打、初打点をマーク。20年には7月上旬から「一番・中堅」に抜擢され、スタメン出場を続けた。しかしその後9月に故障をし、長期離脱を余儀なくされた。21年は開幕前からレギュラー奪取に燃えていたが、27試合の出場にとどまった。22年は初の開幕スタメンを果たし、自己最多の58試合に出場。続く23年には自己最多の72試合に出場したがレギュラー定着には至らず。打率、長打率、出塁率も3割に届かなかったが、粘り強い打撃は見せた。盗塁も10個記録して100パーセントの成功率。24年1月に左肘手術を行い実戦復帰まで約3カ月と出遅れ、33試合出場にとどまり、打率も1割台に終わった。オフに戦力外通告を受けると、くふうハヤテ入りを決断。地元からNPB復帰を目指す。
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