投手 | 左投左打
生年月日 | 1955年8月30日 |
---|---|
身長 | 177cm |
体重 | 75kg |
出身地 | 島根 |
経歴 | 出雲商高 - 出雲信用組合 - 広島77年〜98年 |
ドラフト | 1976年ドラフト外広島 |
選手寸評 | 大野豊(おおのゆたか)は、出雲商高では硬式だったが、就職した出雲信用組合では軟式。それでも広島がその快速球に目をつけ、77年のキャンプ中にテスト。即入団(ドラフト外)が決まる。1年目は1試合の登板だったが1/3で5失点。135.00という防御率が残った。この数字は発奮材料となり翌78年は41試合、79年はリーグ最多の58試合に登板、先発、中継ぎ、抑えと何でもやる万能投手に。82年はリリーフオンリーにもかかわらず2ケタの10勝。84年、先発に固定されると、以後、91年抑えに転向するまで2ケタ勝利4度。88年には防御率1.70で最優秀防御率。沢村賞受賞。91、92年は最多セーブ。95年には先発に戻り、97年には41歳8カ月で完封、これはセ・リーグ最年長記録。この年2度目の最優秀防御率(2.85)。40歳を超えても140キロ台中盤を投げるタフネスぶりだった。98年引退。13年野球殿堂入り。通算成績707試合、148勝100敗138セーブ、防御率2.90。 |