選手紹介
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栗林良吏(くりばやし・りょうじ)は、愛知黎明高では2年夏の県大会準優勝が最高成績。3年夏の県大会は5回戦敗退。名城大では1年春から登板し、愛知大学リーグ通算32勝。3年時は大学日本代表。19年に入社したトヨタ自動車では主戦として活躍。社会人野球選抜で出場した12月のアジア・ウインター・リーグでは優勝に貢献し胴上げ投手。2020年ドラフト1位で広島に入団。新人ながらクローザーに指名されると、開幕から22試合連続無失点は、2リーグ制後の新人記録。最終的には新人最多記録の37セーブに到達し、20試合連続セーブはプロ野球歴代2位タイだった。53試合の登板で、防御率は圧巻の0.86。一度もセーブ機会で失敗することなく、シーズンを終えた。22年も31セーブで新人から2年連続30セーブ超え。23年はWBC日本代表として選出されるも、腰に違和感を訴え、志半ばで離脱。シーズンでも球団史上初となる新人年からの3年連続2ケタセーブを挙げたが、7敗を喫しケガや不調に泣かされた。24年は5月に通算100セーブを達成。自己最多の60試合に登板し、球団最多記録に並ぶ38セーブを挙げた。一方、終盤戦でのセーブ失敗は課題に。オフには右肘のクリーニング手術を受けてリハビリに励み、「オープン戦から結果を」と意欲を燃やす。
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