選手紹介
|
栗山巧(くりやま・たくみ)は、育英高から2001年ドラフト4巡目で西武入団。3年目に一軍初出場を果たし、翌05年に84試合に出場、広角に打てる打者としてブレーク。08年には最多安打を獲得するなどレギュラーとして日本一に貢献。10、11年にはフルイニング出場を達成。12年から16年までキャプテン。主なタイトルは最多安打(08年)、ベストナイン(08、10、11年、20年)、ゴールデン・グラブ(10年)。16年オフにはFA権を行使して球団に残留。19年には球団最多の通算1807安打も達成し、20年シーズンにはその記録を1926安打まで伸ばした。21年6月21日に通算2000試合出場を達成。9月4日の楽天戦(楽天生命)で、前身球団を含む西武史上初の生え抜き2000本安打を達成した。22年は5年ぶりの代打サヨナラ弾を放つなど勝負強さを見せ、球団初の本拠地1000安打もマークした。23年は打率.217と寂しい数字に終わったが7試合の四番、16試合の五番では打率.280をマーク。効果的な本塁打も放ち、打線での存在感を見せた。24年は不振で二軍調整もあったが、若手の取り組みを見て勉強。3年ぶりに外野守備にも就き、打って、守る、野球選手としてあるべき姿を再認識した。24年目となる25年も自分の役割を全うし、チームを支える。
|