選手紹介
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高橋昂也(たかはし・こうや)は、花咲徳栄高で1年秋からベンチ入りし、2年夏、3年春、夏の甲子園に出場。春センバツ後に下半身を強化して球速が152キロまでアップ。落差の大きなフォークも駆使し、3年夏の埼玉大会では37イニングを投げて無失点を記録。高校侍ジャパン入りも果たした。2017年ドラフト2位で広島入団。1年目は一軍での登板はなかったものの、ファームでは7試合に登板し、2勝0敗、防御率1.29の好成績。ファーム日本選手権では先発に抜てきされ、勝利投手に。チーム初のファーム日本一に貢献した。2年目の18年に一軍デビューを飾り1勝を挙げるも、19年に左肘のトミー・ジョン手術を受ける。20年9月に二軍で実戦復帰を遂げ、23回と2/3を投げ、26奪三振を記録した。21年は先発ローテ入りを果たしたが、負けが先行しての結果にフォームを見直した。22年、23年の一軍登板はなしとトミー・ジョン手術からの完全復活の道は険しいが、少しずつ前へ。24年は最終戦の9回、3年ぶりに一軍登板。三者凡退で締めて25年へ希望を漂わせた。秋季キャンプでは黒田博樹球団アドバイザーの助言を受けながら投げ込み、直球や得意のカットボールに評価の言葉も。制球面をさらに磨き、飛躍のシーズンへと集中力を高める。
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