選手紹介
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村林一輝(むらばやし・いつき)は、大塚高では1年夏から背番号6を着けベンチ入り。同秋には背番号1を着けマウンドにも立った。2年春は四番・遊撃手。同秋からエースで四番として活躍も、3年夏は府大会初戦敗退。本格派右腕として注目を浴びたが、広角に打てる打撃で、野手としても注目された。2015年ドラフト7位で楽天に野手として入団。1年目の16年は二軍で三塁や遊撃手としてプレー。2年目の17年にプロデビュー(17年10月10日のロッテ戦=Koboパーク宮城)を果たしたものの、以後は代走や守備固めの起用が多く、レギュラー定着には至らず。それでもユーティリティープレーヤーとして存在感を高め、6年目には自己最多の79試合に出場。8年目の23年は77安打、打率.256と打撃で急成長を見せシーズン中盤以降は遊撃に定着した。24年は初の開幕スタメンを勝ち取ると、安定した守備と打撃でプロ9年目にしてついにショートのレギュラーをつかんだ。自身最多の139試合に出場し背番号は念願の「6」に。25年から黄金ルーキー・宗山塁が最大のライバルになるが、長い下積みを積んできただけに簡単に譲る気はない。ともに高い守備力を誇るため打撃がカギを握る。攻守で成長を見せられるか。本当の勝負が始まる。
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