選手紹介
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高橋奎二(たかはし・けいじ)は、龍谷大平安高2年時のセンバツで初優勝に貢献。2015年ドラフト3位でヤクルトに入団。1年目の16年に左肩痛、17年には腰痛に苦しみ、一軍デビューは3年目の18年まで持ち越しに。同年にプロデビューを果たすと、3度目の先発で初勝利をマークした。翌19年は開幕早々から先発を任され、先発として19試合に登板して進境を示した。20年は先発ローテを守る大事な戦力となるはずだったが、調子が上がらずに開幕一軍入りを逃すと、故障も絡みわずか10試合の登板となってしまった。21年は6月から先発ローテーションに食い込み、14試合登板で4勝1敗、防御率2.87。22年はキャリアハイの8勝を挙げリーグ連覇に貢献し、日本シリーズでも2年連続の無失点投球を披露した。23年はWBC日本代表として選出され、WBC優勝からスタートしたが、ペナントでは納得のいく投球ができず。黒星も9つ喫し、苦しいシーズンを過ごした。投手キャプテンとなった24年は、負けが上回るも8勝は自己最多タイ、投球回数はキャリアハイの成績だった。チームに1つでも多くの白星をもたらし、自身初の2ケタ勝利へ。フル回転の活躍で、今季こそエースの称号を手にしたい。
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