選手紹介
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福田俊(ふくだ・すぐる)は、中学時代に小田原ボーイズに在籍。横浜創学館高では甲子園出場経験はなく、3年夏の県大会は5回戦敗退。星槎道都大では、3年春までは中継ぎ・抑えを任されていたが、監督のプロ入りへの期待もあり、先発転向。秋の明治神宮大会で全国デビュー。創価大との2回戦では、9回完封で神宮大会初勝利を飾った。その後も勝ち進み、北海道勢として大学選手権を含め、初の準優勝に輝き、注目を集めた。2018年ドラフト7位で日本ハムに入団。ルーキーイヤーは5月にプロ初昇格を果たしたが、一軍での登板機会はないまま二軍落ち。ただ、イースタン・リーグでは次へつながるような成績を残した。その成果もあり、20年は一軍で30試合登板。21年は初の開幕一軍入りを果たしたが、5試合登板のみに終わった。ファームでは3年連続で奪三振率10以上をマーク。4年目の22年は貴重なリリーフ左腕として前半戦だけで13試合に登板、自責点1と高い精度を誇っていたが、後半戦は一軍登板の機会が訪れず。一軍定着を目指した23年は、中継ぎとして29試合登板で被安打11無失点、防御率0.00をマーク。宮西尚生が16年にマークした29試合連続無失点の球団記録に並んだ。24年は前年から一転、2試合の登板と出番が激減。ライバルが数多くひしめく中継ぎ左腕の争いを勝ち抜き、25年こそ優勝を争うチームの輪に加わりたい。
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