選手紹介
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辰己涼介(たつみ・りょうすけ)は、藤原台小1年の時に神戸北リトルシニアで野球を始め、3〜6年生では大淀ボーイズ、中学時代は神戸三田ドジャースに所属。当時は投手、遊撃手、外野手を務めていたが社高1年夏から外野手になり、2年春からレギュラー。3年夏は兵庫県大会4強。立命大では1年春のリーグ戦終盤からレギュラーに定着しリーグ3連覇に大きく貢献。3年秋にはベストナインを獲得した。主将となった4年春は打率.429、2本塁打、7打点で最優秀選手賞とベストナインを受賞。関西学生リーグ史上28人目の通算100安打(大学通算122安打)を達成。俊足強肩の持ち主で侍ジャパン大学日本代表にも3度選ばれ国際試合での経験も豊富。2018年ドラフト1位で楽天に入団。1年目の19年から中堅の定位置を確保すると、主に一番打者として起用された。21年から中堅のレギュラーに定着すると、そこから3年連続でゴールデン・グラブ賞も獲得している。23年は自己最多の133試合に出場したが小郷裕哉の台頭もあり外野のレギュラー争いは激化。そこから抜け出すには勝負強い打撃と持ち前の走力で攻撃に厚みを持たせる働きが求められる。辰年の今季は辰己の年にする。俊足を生かした広い守備範囲と強肩には定評がある。
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