選手紹介
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山本泰寛(やまもと・やすひろ)は、根岸小2年から荒川ジャンプで野球を始め、諏訪台中では世田谷西シニアに所属し、3年夏には投手として日本選手権で優勝した。慶應義塾高1年秋から遊撃手に転向し、3年夏は神奈川県大会4回戦で敗退。慶大では1年春からリーグ戦に出場し、2年春からレギュラー。2015年ドラフト5位で巨人に入団。1年目から27試合に出場し、2年目の17年にはプロ初本塁打となる満塁本塁打を放った。18年は二塁レギュラーを吉川尚輝と争ったがオープン戦から結果を残せず4月に二軍落ち。20年オフに金銭トレードで阪神へと移籍。22年シーズン中盤には二塁のスタメン機会を得たが、新型コロナ陽性などでその座をつかみきれなかった。23年は一軍での出場はなく、同年オフに戦力外通告を受けた。その後中日が獲得を発表。岡田阪神ではチャンスがなかったが、確かな技術の持ち主で二遊間のバックアップ要員として期待される。打撃が好調ならレギュラー定着の可能性もある。意外にも慶應義塾高出身の選手はチーム初。24年は攻守でいぶし銀の活躍。三塁も含めた内野のユーティリティープレーヤーとして頼れる存在に。10年目の25年こそ100試合出場が大きな目標。
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