選手紹介
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石田健大(いしだ・けんた)は、広島工高で甲子園への出場はなかったが、中国地方No.1左腕として注目された。法大へ進み、1年秋から登板機会に恵まれ東京六大学で通算19勝をマークした。2014年ドラフト2位でDeNA入団。1年目の15年は左肩痛の影響で春季キャンプは出遅れたが、7月に一軍昇格しプロ初登板初先発、8月に初勝利。2年目の5月には26イニング無失点、4勝で初の月間MVPにも選出された。17、18年と開幕投手に指名されるもチームに勝利を運ぶことはできなかった。20年は自身最多となる50試合に登板し、中継ぎとして21試合連続で自責点0の投球を見せた。しかし21年は33試合で1勝2敗2ホールド、防御率5.73と不本意な成績に。22年3月30日に956日ぶりの先発勝利をマークし順調なスタートを切った。しかし4月に新型コロナ陽性となり離脱。復帰が6月までずれ込んだが、最終的にはチーム3位の7勝を挙げた。23年は自身3度目の開幕投手を務め23試合すべての登坂で先発。24年は開幕先発ローテーションを逃したが、5月に一軍登板を果たした。しかし、6月6日のオリックス戦(横浜)の先発時、左肩の肉離れで1回降板。そのままシーズンを終えただけに復活への思いは強い。
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