選手紹介
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野間峻祥(のま・たかよし)は、村野工高では1年時から公式戦に出場し、3年夏は4回戦敗退で甲子園出場はならなかった。中部学院大でも1年春から主力となり、ベストナインを6度獲得するなど東海地区大学リーグを代表する外野手として活躍。2014年ドラフト1位で広島入団。俊足と強肩を武器に1年目から127試合に出場。18年は自身初となる規定打席に到達して打率.286をマーク。丸が同年オフに巨人にFA移籍したため後継者として期待されたが、19年は123試合出場で打率.248、2本塁打、16打点、14盗塁と成績を落とし、20年は70試合出場と徐々に出場機会が減少。22年は野手キャプテンに就任するも、打撃不振やコンディション不良などシーズン通じて戦い抜くことはできなかった。オフには同年中に取得した国内FA権の行使が注目されるも、行使することなく残留。23年は二番打者として、役割を全う。得点圏打率も.348と勝負強さを発揮した。節目の10年目を迎えた24年は、6年ぶりに規定打席到達、出塁率はチームトップをマークも、「変わったところを出せないと試合には出られない」と危機感を抱いた。若手との競争も見越し、オフは肉体改造に着手。ポジティブにアピールし、目標の本塁打増にもつなげていく。
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