選手紹介
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今永昇太(いまなが・しょうた)は、北築高から駒大に進み、東都大学リーグ通算18勝を記録した。2015年ドラフト1位でDeNA入団し、1年目から先発ローテの軸となり8勝をマーク。入団2年目の17年はチームの勝ち頭となる2ケタ勝利(11勝)、CSと日本シリーズのポストシーズンでも大車輪の活躍を見せた。秋には初の侍ジャパンに選出され、アジアプロ野球チャンピオンシップでも日本代表の勝利に貢献。18年は、3月に左肩痛を発症。初登板が4月24日と出遅れた上に、要所でキレを欠いて開幕3連敗。リーグワーストの11敗を喫した。翌19年は復調しエースとしてチームを引っ張り自己最多の13勝をマーク。20年10月に左肩クリーニング手術を受け、21年の春季キャンプはファームからスタート。3月に実戦復帰を果たす。その後復帰した9月には、4試合に先発して防御率1.50と圧倒した。22年は5月に合流してから規定投球回に到達するなどフル回転。6月にはDeNA初となるノーヒットノーランも達成した。23年3月のWBC日本代表にも選ばれ好投。ダルビッシュから多くのアドバイスを受けており、率先してチームの輪を作った年長者の背中を見てきた。また一歩成長した姿を今後は見せてくれるはずだ。23年は7勝4敗、防御率2.80と22年から数字は落としたものの、高い奪三振能力を発揮し、自身初となる最多奪三振のタイトルを獲得した。23年オフにポスティングシステムでのメジャー挑戦を表明し、シカゴ・カブスへ移籍となった。
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