選手紹介
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宋家豪(ソン・チャーホウ)は、南英高級商工、国立体育大を経て2016年に楽天と育成契約を結び来日。1年目の17年からイースタン・リーグで6勝3敗、防御率2.44という好成績をマークする。2年目の17年には開幕前にはチャイニーズタイペイ代表として第4回WBC予選に出場。二軍戦ではチームトップタイの8勝をマークし、7月31日に支配下登録。プロ初勝利を挙げると、CSでもファイナル進出に貢献する好投を見せた。18年は40試合に登板して5勝3敗、6ホールド。19年も救援の役割をこなしている。20年は防御率6.94とスランプに陥っていたが、21年は本来の調子を取り戻して再びセットアッパーに定着した。気迫あふれる投球で何度もチームを助け、どんな状況でも腕を振り続ける姿にチームからの信頼は厚く、ファンからも愛されている。23年、シーズン前に開催されたWBCで台湾代表としてプレー。母国を代表する投手となっている。WBCの影響もありシーズン序盤こそ不安定なマウンドが続いたが、二軍での調整を経て安定感を取り戻した。24年は勝ちパターンとして緊迫した場面でマウンドに上がるも痛打され二軍落ちも経験。粘り強さは25年の課題となる。被打率を下げて再び信頼をつかみ、50試合以上に登板しホールド数も増やしたいところ。陽柏翔、蕭齊と台湾出身の選手も増えてきた。後輩たちの見本となる活躍に期待。
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