選手紹介
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西川遥輝(にしかわ・はるき)は、智弁和歌山高から2010年ドラフト2位で北海道日本ハム入団。13年からレギュラーに定着し、14年には自慢のスピードで盗塁王にも輝いた。15年は125試合に出場し、打率.276で5本塁打、30盗塁。上位打線を任されるには及第点ともいえる数字を残したが、シーズン終盤には二軍での再調整の苦渋も味わった。17年シーズンは3年ぶり2度目の盗塁王に輝き、初のゴールデングラブ賞にも選ばれた。20年から新キャプテンに就任。21年は8月27日の西武戦(メットライフ)で、プロ野球30人目の300盗塁達成。西川の盗塁失敗はわずか50で、300盗塁以上の成功率.857は、南海・広瀬叔功の.829を上回る史上最高記録である。また、自身4度目となる盗塁王のタイトルを獲得した。オフに日本ハムをノンテンダーFAとなり楽天へ移籍。移籍1年目の22年は春先に好調だったが、5月以降は快音が止まった。108試合出場で打率.218、7本塁打、37打点、19盗塁と不本意な成績に。23年は35試合と出場機会が激減し、打率.181、1本塁打、4打点、2盗塁に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。その後ヤクルトが獲得。24年は開幕からコンスタントに先発出場。初舞台のセ・リーグで復活を印象づけた。スピード感あふれる攻守走の輝きは色褪せず。激しい外野手争いを制す。
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