選手紹介
|
島内宏明(しまうち・ひろあき)は、2011年ドラフト6位で楽天入団。1年目から開幕一軍を果たして主に代走要員。シーズン終盤、プロ初打席でタイムリーを放つ。2年目に右翼の定位置を獲得するも、左肩を痛めて戦線離脱。故障の影響もあり、14、15年と出場機会が減少したが、16年に復活しレギュラーに定着。打席で勝負強さを発揮して打率.287、9本塁打の成績を残した。17年に自身初の開幕スタメンを果たすと、以降は不動のレギュラーに。19年には全打順本塁打を達成し、キャリアハイの145安打を放った。21年シーズンは打率こそ低下したものの、勝負強さを発揮し自身初のタイトルとなる打点王を獲得。22年も不動の四番打者として活躍し、最多安打のタイトルを手にした。23年は二軍調整も経験するなど苦しんだ1年となった。だが、シーズン終盤には三番としてAクラス争いをするチームを支えた。24年は打撃不振やケガなどが重なり5月末に降格すると、そのまま二軍でシーズンを終えた。契約更改では「自分の中で最後と思ってやる」と並々ならぬ覚悟で25年に臨む決意を語った。チームが誇るヒットメーカーの復活なくして上位進出はない。このままでは終われない。
|