選手紹介
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松葉貴大(まつば・たかひろ)は、東洋大姫路高時代にヒジを痛め野手に転向も、大体大で投手に再転向。同期の宮川将(楽天)とダブルエースとして活躍した。阪神大学リーグでは通算55試合で31勝13敗、防御率1.66。2012年ドラフト1位でオリックスに入団。149キロのストレートと縦に落ちるスライダーを武器に1年目は4勝(6敗)、2年目の14年には8勝(1敗)をマーク。13年の台湾遠征、14年の日米野球では侍ジャパンに選出されるなど注目を集めた。しかし、以降は安定しない投球も目立ち負け星が先行。19年6月に2対2のトレードで中日への移籍が決まった。21年は9月に4勝&防御率0.95と大活躍。スタミナ不足で長いイニングは難しく、手痛い一発を浴びることもあるが、多彩な球種を駆使して安定した投球を誇る。22年は先発陣最多となる3度の中5日もこなし、5年ぶりにシーズン100イニング到達。国内FA権を取得も「立浪監督の下でやりたい」と残留を決意。23年は8月にようやくの初勝利を挙げたが、その1勝のみの不完全燃焼に終わった。24年は「ドラゴンズに来て一番厳しいシーズンとなる」と気合十分。ベテランの味で存在感を示したい。好物はココイチのカレー。
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