選手紹介
|
小林誠司(こばやし・せいじ)は、新檜尾台小2年時に新檜尾台ファイターズでソフトボールをはじめ、赤坂台中進学後に大阪泉北ボーイズに加入して本格的に野球に触れる。広陵高では3年夏の甲子園で準優勝。同大ではリーグ戦4季連続優勝の立役者となり、日本生命では2年の在籍で都市対抗2度、日本選手権2度出場した。2013年ドラフト1位で巨人に入団。1年目から出番をつかみ、16年に129試合出場で初めて規定打席に到達。17年はWBCに出場し、侍ジャパンの正捕手に。17年は待望のGG賞を獲得。19年は3捕手併用制で4年ぶりに100試合以下の出場となったが、新人年以来のリーグ優勝に貢献した。20年シーズンは開幕3試合目に死球を受けて左尺骨を骨折し長期離脱。9月中旬に復帰するも、わずか10試合の出場にとどまった。21年シーズンは7月に炭谷が楽天へ移籍した影響もあり、出場試合数が増加したものの、大城との正捕手争いは続いた。22年は60試合の出場で打率.148と3年連続で打率2割を下回り、課題の打撃を克服できなかった。23年は守備固めを中心に21試合の出場。プロ入り最少の9打席で8打数1安打に終わり「悔しいシーズン」と唇をかんだ。自慢の守備力に衰えはない。再びはい上がる。
|