選手紹介
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中田翔(なかた・しょう)は、大阪桐蔭高から2008年ドラフト1位で日本ハム入団。4年目の11年にレフトの定位置を奪い、12年に全試合出場を果たす。13年は故障離脱で108試合の出場にとどまったが、キャリアハイの28本塁打を放ち、14年には100打点で初のタイトルを獲得。15年には30本塁打、102打点で自己ベストを更新した。以降も主軸としてチームに貢献していたが、21年8月11日に同僚への暴力行為が発覚。二軍を含め無期限出場停止の措置がとられていたが、同20日に巨人への交換要員なしでのトレードが発表された。移籍後も状態が上がらず二度の二軍落ちを経験。シーズン100打点以上が5度と無類の勝負強さを誇る長距離砲はオフの肉体改造でリベンジに燃えた。22年序盤は不振で二軍落ちもあったが夏場にかけて復調。8月から岡本和真に代わり四番を務め、一塁でゴールデン・グラブ賞にも輝き、新たに3年契約を結んだ。23年は怪我などもあり出場試合数が減少。シーズン終了後に自ら契約のオプトアウトを選択し、巨人を退団となった。その後中日が獲得を発表。石川昂弥、細川成也の成長を促す意味でも大きな存在。24年は開幕四番を務め、4月はチーム8年ぶりの単独首位の原動力にもなったが、その後は故障もあって失速。移籍2年目は野球人生をかけて巻き返しを誓う。体重も大幅にダウンした。
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