選手紹介
|
長野久義(ちょうの・ひさよし)は、2009年ドラフト1位で巨人に入団(06年日本ハム、08年ロッテに指名されたが拒否)。1年目から外野のレギュラーとして規定打席に到達し打率.288、19本塁打をマーク。新人王を獲得した。以降も攻走守三拍子そろったプレーヤーとしてチームの中軸として活躍し、11年から13年にはベストナイン、ゴールデングラブ賞も受賞。18年オフにFA移籍した丸佳浩の人的補償として広島へ移籍。21年にはプロ入り後最少の71試合出場にとどまり、打率.216、2本塁打、13打点はいずれも自己ワーストの成績に終わった。22年は外野陣で若手の台頭もあり春先から出場機会に恵まれず、6月28日にファーム降格。二軍で9試合出場し、打率.556、1本塁打、6打点と好調を取り戻し、7月12日に一軍昇格。「六番・左翼」でスタメン出場し、2本の二塁打を放った。7月16日の巨人戦(東京ドーム)では満塁弾を含む2打席連発で大量5打点の活躍を見せていたが、結果的に出場機会は58試合にとどまり、この年も自己ワーストで終了。同年11月にトレードで巨人に復帰することが発表され、5年ぶりに古巣へ帰還。復帰1年目の23年は切り札として代打打率.294と勝負強さを見せ、スタメン出場でもしっかりと貢献した。24年は代打の切り札としてだけでなく時にスタメン出場して勝負強い打撃を披露。球界屈指の気配り男の存在感はいまだ絶大。日本シリーズでの阿部慎之助監督の胴上げを誓う。
|