選手紹介
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森唯斗(もり・ゆいと)は、海部高から三菱自動車倉敷オーシャンズを経て、2013年ドラフト2位でソフトバンク入団。闘志を前面に押し出す気迫のこもった投球で、ルーキーイヤーから中継ぎとしてフル回転。18年には岩嵜、サファテ不在の中、抑えを任され、球団史上初となる5年連続55試合以上登板を果たした。19年中盤にプロで初めての負傷離脱を経験したが、20年10月11日には通算100セーブを達成。史上最速プロ7年目での100ホールド&100セーブを挙げた。ルーキーイヤーから7年連続50試合以上に登板してきたが、21年4月末に左ヒジ関節の化膿性滑液包炎の診断を受け、出場選手登録を外れた。症状の改善を待ったが、1カ月後に手術を決断。2度の入院生活を経て、約4カ月もマウンドから遠ざかったが、9月8日に一軍復帰。ただ、満足のいく結果は残せなかった。手術の影響でプロ入り後最少となる30試合の登板に留まると、翌22年も不振のため二軍での「無期限調整」を経験。中継ぎとして夏場に一軍復帰すると、9月16日の楽天戦(楽天生命パーク)では通算461試合目にして初の先発マウンドに登った。2度の先発で適性を示したこともあり、23年は先発転向も経験。だが、シーズン終了後に戦力外通告を受けソフトバンクからは退団となった。その後DeNAが獲得を発表。それゆえに期待に応えたい思いも強い。23年は先発に転向しており、現状では同様に先発の可能性が高い。
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