選手紹介
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若林楽人(わかばやし・がくと)は、駒大苫小牧高では1年秋から三塁手のレギュラー。2年春の全道大会で準優勝も、甲子園出場経験なし。駒大では二部だった1年春からベンチ入り。一部昇格した2年春からレギュラー。東都大学リーグ通算61試合、211打数46安打、打率.218、7本塁打、34打点。4年秋には初のベストナインを受賞した。2020年ドラフト4位で西武に入団。ルーキーイヤーの21年は一番に定着しかけたが、5月下旬に左ヒザ前十字じん帯損傷でその後のシーズンは棒に振った。44試合で20盗塁をマークした快足は魅力。22年5月に復帰したが、万全の状態ではなく28試合の出場で盗塁は3個。23年は6月中旬に二軍落ちすると、それ以降の一軍昇格はなし。24年は19試合で3本塁打と長打力は見せたものの、打率は1割台前半と確実性に課題が。6月24日に松原聖弥とのトレードで巨人加入。すると7月12日のDeNA戦(東京ドーム)でサヨナラ打を放ち、史上初の同一シーズン両リーグサヨナラ打を達成。さらに同じく両リーグ本塁打もマークした。代走、守備固めを含め貴重な戦力に。9月に自然気胸を患う不運はあったが25年もチームに刺激を与える。
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