選手紹介
|
岡本和真(おかもと・かずま)は、智弁学園高で1年秋から四番に座り、3年春夏の甲子園に出場、春は1試合2本塁打で大きな注目を集めた(高校通算73本塁打)。高校侍ジャパンでも四番を打ち、U-18アジア選手権で準V。2014年ドラフト1位で巨人入団。新人年の15年終盤に一軍デビューすると、プロ3打席目で初安打・初打点・初本塁打を記録。16年は三塁の定位置確保も期待されたが、3試合の出場に終わる。17年は外野手にも挑戦し開幕戦に7番レフトで出場するも、シーズン途中で二軍に降格となった。17年オフに退団した村田修一の背番号「25」を受け継ぐ。18年は開幕戦に6番ファーストで出場すると、6月からは四番打者に。見事に覚醒し、史上最年少で「3割30本100打点」をクリアした。20年は31本塁打、97打点で2つのタイトルを獲得。21年には史上25人目の4年連続30本塁打を記録し、2年連続で本塁打、打点の2冠。この2部門を同時に複数回獲得した選手は14人目。22年は8月に四番を剥奪されるなど、レギュラーに定着して以降ではワーストとなる打率.252、30本塁打、82打点だったが、5年連続の30本塁打を達成し、いまや不動の三塁手としての立場を確立した。23年3月のWBCで侍ジャパンに選出されると、本大会で輝きを放ち、優勝に大きく貢献。シーズンでは6年連続30本塁打をクリアし、自己最多の41本塁打で2年ぶりにタイトルを奪還。24年、7年連続30本塁打以上はならなかったものの本塁打と打点はリーグ2位。全試合で四番に座ってチームのV奪回に貢献した。将来のMLB挑戦のためにも圧倒的な成績で打線をけん引し、自身にとっても初となる日本一を成し遂げる。
|